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行ってきました

金曜日の13日、仕事を7時ごろに終え急いで帰宅、夕食を食べて直ぐに風呂に入り荷物のチェックを終えたらもう集合時間間際となり慌てて家を出発。
夜10時、52人がバス2台に分乗し一路宮城県の東松島市に向かいました。
途中の高速のサービスエリアで朝食をとり、ついでに昼食のおにぎりを購入して、現地到着したのは翌日土曜日の朝7時。
途中で今回の旅行のコーディネイトをしてくれたNPOの方から注意事項が伝えられ「プライバシーに関わるから作業中の写真は撮らないこと」などを忠告されました。
jpg-Png3675.jpg

予定より1時間ほど早く着いたため、折角なので、作業場所よりもさらに海よりの被害の大きかった港付近までバスを走らせてくれることになり、テレビ報道で見たような、家屋が津波に破壊された生々しい(と言ってもかなり瓦礫の撤去もすすんでいましたが)傷跡を目にし、自然の猛威というのをあらためて実感しました。jpg-Png3677.jpg

8時半ごろに現地のボランティアセンターの方から今日の担当作業の内容が書かれたファイルとその要望を出された被災者の方の家の地図を渡され、1班10名のグループ毎に各作業場所に出向いて、作業を開始。

私たちの班の午前中の作業は庭や家の周りに入り込んだヘドロの撤去作業。
浜辺からは1km以上陸地に入り込んだ付近なので、一見するとそれほど大きな被害を受けたように見えない住宅街の中の一軒に向かいました。
しかし、実際に敷地に入って自宅の中を覗くと畳はすでに全て剥がしてあり、床板も剥がして床下のヘドロを撤去し、そこに石灰がまいてあるといった状況で、まだまだ普通に住む事はできない事がわかりました。

まず最優先で家の中の片づけをしてきたけれども、まだまだそれも完了していない状況なんでしょうね。
聞けば、このあたりも、1.5m以上の津波が押し寄せて家の一階部分は胸から下の辺りが全て水没してしまったとの事。
10人がかりで午前中一杯かかって土嚢袋80袋ぐらいのヘドロを撤去してこの家の作業は完了。

午後からは別の家のやはり家周りのヘドロの撤去を行い、3時頃に作業を終了。
jpg-Png3683.jpg
この日の作業は52名で行って、8軒のヘドロ撤去が完了しましたが、被災の規模を考えるとまだまだこうしたボランティア作業は延々と続ける必要があるんだなと実感しました。

このボランティアセンターには同じようなバスでの支援隊が茨城や東京都からも来ていました。
自分の目で実際の被害の状況を見、被災者の自宅に入らせてもらった事で今回の地震の大きさをちょっとだけども実感することができた気がします。

被災された地区の皆さんにはまだまだ復興までのとおい道のりがあり、大変ではあるけれどもくじけずに前を向いて一歩ずつ進んでもらいたいと思います。








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